産後は食生活が重要です
産後は、ママご本人やお子様のためにもしっかり栄養を摂る必要があります。
産後ママの不足しがちな栄養は４つ。鉄分・カルシウム・葉酸・亜鉛です。
これらの栄養は、産後や授乳中に母乳をつくるなどの影響で不足しがちになります。
では、どんな食材を摂ると良いのでしょうか？
栄養素の合言葉は「まごわやさしい」です。
・まめ（豆類）
・ごま（種実類）
・わかめ（海藻類）
・やさい（野菜）
・さかな（魚類）
・しいたけ（きのこ類）
・いも（根菜類）
の頭文字を取ったものです。
これらをバランスよく摂ることが重要ですが、産後ママは特に「海藻」と「根菜」をしっかりと摂ると良いです！
まず「海藻」ですが、産後必要となる鉄分やカルシウムなどのミネラルがたくさん含まれています。わかめ、もずく、昆布、海苔などは積極的に摂っておきましょう。
もうひとつは「根菜」ですが、お腹の調子を整えてくれる効果があるだけでなく、食物繊維もたくさん含まれている食材が多く、便秘対策としてもしっかりと摂取しておきましょう。
食材は、にんじん、ごぼう、しょうがなどです。イモ類は糖質が多いので摂りすぎないように注意が必要です。
さらに、食材が良くても調理法には注意が必要です。折角の栄養食材も砂糖をかけすぎたり、揚げたりしてしまうと意味がありません。
産後や授乳中は、甘いもの・油っぽいものは控えることを意識してください。
しかし残念なことに、こんなに栄養を考えて食事をとっていても、産後ママの身体はダメージを受けていて栄養が体内でうまく吸収できていない可能性があります。また、バランスのいい食事を作っても、食欲がでない、または食べ足りないなど、食欲のコントロールが難しいということもあります。
口に入れる食材に注意を払っても、出産での身体のダメージが大きく、想像しているより栄養をバランスよく摂ることは難しくなっているのです。
食事を意識するとともに、身体にも意識を向けられていますか？
食事と身体は、同時に改善していくことが一番大切なことです。
産後の身体ダメージは、主に出産時に開いた骨盤が原因になっています。
骨盤を正しく元の位置に戻すことで、低下している内臓機能が良くなります。骨盤が開いてホルモンバランスが崩れ偏食が起きているので、食欲のコントロールも容易になってきます。
食事1つのことに偏らず、身体内部からのアプローチもおこないバランスよく取り組んでいくことをぜひ意識してみてください！
